糸入り障子とは?障子を大きく分けると何種類?
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金沢屋大口店

障子にも色々な種類があります。

紙の中に糸を編み込んだ糸入り障子や紙を樹脂で挟んだ強度のあるもの。

糸で綴られたデザイン性があるもの。

このようにデザイン性に優れたものや、強度の高いものまで色々な障子が存在しています。

今回は障子の種類なども見ていきたいと思います。

ぜひ参考にしてみてください。

障子の種類

障子の種類は大きく分けて4つ存在しています。

・水腰障子

水腰障子の特徴は障子全体に紙を貼った障子であること。

腰無障子とも呼ばれていますね。

和室にある障子など使われている部分は多いと思います。

なので、一般的に知られている障子の一つになりますね。

・腰付障子

名前は知らないけど見た事はあるという人も多いと思います。

腰付障子は扉の下部35センチほどに腰坂を貼ったものですね。

中には彩画されているものもありますね。

35センチのほどの腰坂を貼ることで、外部からの視線を遮断することが出来ます。

座った時や寝ている時は見えないようになるというわけです。

他にも、腰坂を貼っている部分は障子が貼られていないので足で破ってしまったりすることもありません。

腰坂部分に彩画されているものはデザイン性も高くていいですね。

腰坂が無く全て障子紙だけを貼ったものが先述した水腰障子なので分かりやすいと思います。

腰付き障子よりも、高く板が貼られているものもあります。

それが、腰高障子ですね。

現在の腰付障子よりも50センチほど高く、80センチのものがあった事が分かっています。

・額入り障子

この額入り障子の特徴は、座っている時や寝ているときの視線を遮断することの他に機能が備わっています。

障子の中ほどに額縁を設置してそこにガラスをはめ込み外の光を取り込んだり、景色を楽しむことも出来るようになっているんですね。

ガラスをはめ込んだもので、他にも雪見障子というものあります。

扉を閉めていても庭の雪景色が楽しめるようになっているんですね。

もちろん、障子の本来の機能である保温や調光なども問題ありません。

猫間障子という障子の中にもう一枚の障子を入れ摺り上げで動く障子もありますね。

猫が入れるように作られたという説もあります。

この二つと額入り障子の違いは障子がもう一枚挟まれて摺り上げて動く扉になっているかどうかの違いです。

このような動きから摺り上げ障子とも呼ばれていますね。

障子だけでなく枠にも種類があります。

・横繁障子

この横繫障子というのは、文字の通り横が基本になります。

横に組まれた障子で組子という技術を用い細かく組子が横に入っています。

お寺などで見られる障子だと思います。

・荒間障子

横に細かく組子が入っている横繫障子とは違って、組子のひとつずつが大きい障子になります。

荒いという字が使われていますが、シンプルで上品な障子ですね。

和と洋のどちらの部屋でも使うことが出来るので用途に合わせやすい障子になります。

・縦繁障子

こちらも、文字通り縦の組子が並んでいる障子ですね。

ひとつずつが縦に長いという特徴を持っています。

先程解説した横繫障子と同じく縦に長い組子が細かく入っているのがこの障子の特徴です!

ちなみに繁というのは細かいものが規則的に連なっているものを繁と呼びます。

他にも横繁障子は関東で好まれている障子で、縦繫障子は関西地方で好まれている障子になります。

障子の始まりは目隠しが目的だったと言われています。

時代によって様々な種類が増え受け継がれてきました。

色々な種類の障子がありますが、糸入り障子障子の紙の中に糸を細かく編み込んで作られています。

障子の強度に不安があるという方は、ぜひ耐久性のある糸入り障子についてチェックしてみて下さい!!

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